Levi’s 47501-0017(2010年日本製)
こんにちは。Otenkingです。
今日紹介するのは、LEVI’S 47501-0017 は、日本製の1947年モデルの復刻モデルです。
早速、詳細を見てみましょう!
ベルトループ太く、アーキュエイトステッチは非対称で深め。パッチは鹿革。
これ以前のアメリカ製のモデルが廃盤となり、リーバイス・ジャパンが日本で製作したモデルで、アメリカ製とは仕様が異なるようだ。リーバイスの復刻モデルの中でも、股上が浅く、全体のシルエットが細いのが特徴とのことで、人気が高いようだ。
日本製は既に廃盤となっているのだが、色の濃いモノが運よく手に入った。数回洗いをかけているのか、もう糊のパリッとした感じはない。シングルステッチだったので、この段階でチェーンステッチに仕立て直した。
97年オリジナル501モデルとの比較。確かに細いが、97モデルと大差ない? 横に並べるとこんなに長さが違うのに重ねるとあまり変わらないのは何故だろう?
00501-1165が47501のシルエットに似ているというらしいので、検証してみよう。
左:47501 右:00501 47の方が股上が若干深いか?
左:47501 右:00501 尻の食い込み具合が同じ!? 47の方がポケットが大きい。また、腿が細く、膝から裾がパイプドで落ち込んでいるので、フレアのようにも見える。1165は、腿に若干ゆとりがあり、裾が若干細くなっている感じだ。
左:47501 右:00501 47の方が横から見たのラインが細い。
色味は47501が赤みが強く、シルエットも細い。また、1165の方が、バックの腰位置が高く、腰回りが楽に感じる。
いずれも若干の差だが、好みが分かれるポイントでもあろう。
生地についてだが、現時点では1165はまだ穿き込み中で、ゴワ感があるので比較が難しいが、この写真の状態で47501の方が柔らかく厚みを感じる。
穿きこんだものも味があっていいのだが、リジッドは上品に穿けるので、これはこれでこの時期だけの良さがある。
ちなみに、本物の47年モデルはもっと太いなどの話もあるようだが、レプリカ全般として、それっぽい雰囲気をもった「オリジナル」と捉え、クラシカルな香りを楽しむ方が幸せだ。
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