Levi’s 00501-1486 (2013年製)
こんにちは!Otenkingです!
今日は Levi’s501 2013年モデルについてレポートします!
140周年ということで、03モデル、08モデルと5年周期でモデルチェンジしてきた日本企画の2013モデルです。
現在のLevi’s501は大変多くのバリエーションをリリースしており、選択肢が多くなっていますので、選ぶのが難しいかもしれませんが、このモデルは「レギュラーストレート」ということで今でも入手可能なようです。
07、08モデルで47501の細身のストレートとなり、その系譜である現在自身の中で出動率の高い501-1165(2011年製)とはシルエットを大幅に変更したということなので、変更点の検証を含めての入手となりました。
色の濃いものばかりだと経年変化を楽しむどころか、穿くこともないままお蔵入りになってしまうことも考え、久しぶりに加工モデルをチョイス。また、最近の加工技術はサンドブレスト、レーザーなどかつてのレベルを遥かに超えているとのことから、その出来栄えも見てみたかったからでもあります。 実際写真に撮ってみると、アタリの入り方はなかなか凝ったものだと感心しますね。
ウエストラインに余裕を持ち、膝から裾にかけてゆるいテーパードがかかっているとのことですが、単体で見る限りこれまでのストレートとは一見あまり変わっていないように見えます。
股上が浅かったのが意外ですが、昨今の流行りではこれくらいがちょうどよいのかもしれません。
バックポケットのデザインはやや下のVが鋭角になり縦長になったようにも見えます。
フロントTOPボタン周りは前のモデルを継承し、Vステッチ留めを採用。
生地は08モデル採用のXXX9デニムのアップデート版で、12.5zと近年主流のライトウェイトですが、触った感じはでは若干の厚くなった印象を受けます。
ユーズド加工だが革パッチは新品。このへんのバランスが微妙で、この革パッチのプリントや処理が残念ながらチープに見えてしまいます。 紙パッチでもう少し味を出した方がよかったのではないかもしれませんね。
残念ながら裾上げをしないとだめなので、裾上げしたのですが、シングルステッチになってしまいました。しかも1cm以上の幅。これはカッコ悪い・・・。(後日チェーンステッチで狭く打ち直しました)インシームはシングル。脇割りは耳ナシ。
ユーズド加工で最も残念なのは、この裾上げ。どんなにカッコよくても裾上げ部分だけは、どうにもならなりません。ここを加工してくれるところもあるらしいですが、打ち直しが終わったら少しDIYで加工してみようと思います。
スレーキのギャランティプリントはもう定番のもの。
これはベトナム製で内タグは1165のどうしようもないものからレベルアップしている。
フラッシャー類に付属する全身タトゥーの彼は何故か赤の501。501はもうブルージーンズだけではないと言わんばかりだ。
このモデルは、どれくらい穿きこんだ段階を想定しているのでしょう。
そういえば、以前見た加工モデルの説明に、ストリートユーズド加工なるものがあったことを思い出しました。要は田舎の土仕事で古くなったり、工場での油汚れなどで色がついたりというものではなく、ストリート(アスファルトやコンクリート)上でバスケットやスケートボードに興じているうちに古くなったように見せるため、独特のスス汚れ感(排ガスなどでの汚れ)を持たせた加工だったと記憶しています。
そんな都市部でのオイリーな汚れ感を醸し出す加工のように見えます。
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